fgoを考察したり紹介したりするブログ

fgoを中心にゲーム全般の考察や紹介、感想を書くブログです。考察の為に参考にしたfateサイトなども紹介してますので、設定を読み込むのが大好きなファンは寄ってみてね

【FGO】【考察】後編・マリスビリー・アニムスフィアってどんな人?【まとめてみた】

 

この記事は、FGOで度々登場した重要人物「マリスビリー・アニムスフィア」のまとめ記事・後編となります。

 

 

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注意!

この記事は「Fate/Grand Order」のシナリオ内容、個人の考察が記載されています。

まだ2部3章までクリアしていない方はネタバレにご注意ください!(今回は諸葛孔明の幕間ネタバレもあります)

また、考察を行うにあたりなるべく正しい情報を扱うよう心掛けるつもりですが、

勘違いなどにより誤った考えを記載してしまう場合があるかもしれません。

その点ご留意ください。

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【人体実験(デミ・サーヴァント実験)】
さて、1部でプレイヤーにかなりの衝撃を与えたであろう内容、デミ・サーヴァントに関する実験について解説を行っていきましょう。
 
まず「デミ・サーヴァント」とは、超常の存在であるサーヴァントと人間が憑依融合した存在の事を指します。
奈須きのこ先生曰く、「1体でだいたい戦闘機一機分の強さ」というサーヴァントの力を生身の人間が扱えるようになる…凄い存在な訳ですね。
FGOで言うと私達の愛すべき後輩、マシュ・キリエライトが該当します。
 
………うーん、この実験…上記説明だけだと「ほーん、人間がスーパーパワーを身につけれるのか。凄いじゃん」といった感想になりそうですが、実は手放しでは称賛できない非人道的な実験なんですよね。
というのも、この実験で消費(あえてこの書き方をします)されたのは「英霊を呼ぶのに相応しい魔術回路と無垢な魂を持った子供」として、人工授精で作りだされた人間だったからです。
 つまりは「都合の良い人間を作って実験するぜ!」という、どこぞの悪の組織みたいな実験な訳で…
実際、マシュは「臨床実験用に作られたデザイナーベビー」「活動年月は最長18年間」と独白しており、ロマニには「無菌室で育った為に外の世界には順応できない」「デザイナーベビーたちはその大部分が失敗に終わった」と説明されています。(出典1)
 
大部分が失敗て…まぁ、戦闘機並の攻撃能力を持つサーヴァントが生身の人間と簡単に融合するとは考えづらいですが、やっぱり死者は出たんでしょうね…。常識的に考えて倫理観の欠けた残酷な実験と言わざるを得ません。
 
結論として、ほとんどは失敗に終わり、唯一の成功例であるマシュ(ギャラハッド)がデミ・サーヴァントとして目覚める事を拒否した為に頓挫した「デミ・サーヴァント実験」。初めてシナリオでこの黒い実験が発覚した時は「自分(カルデア)は正義側だと思ってたのになんか違う?」と困惑した事を覚えています。
そして「マリスビリー黒幕なのでは????後で「よくぞソロモンを倒してくれたな、カルデアの諸君!ご苦労!もう用済みだ!」つって出で来ない? 」って怖くなりましたね。というかマリスビリー黒幕説はまだワンチャンありそうと言うか、2部で実は生きてたんだよ!って出て来ないかヒヤヒヤしてるよ。
 
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そうそう、fgoで必ず入手できる心強い味方であるマシュですが、実はfgoよりもっと前の作品で設定が存在していたんですね。
正確には「fate/stay nightという作品のプロット段階では、シールダーというマシュの元ネタとなるキャラクターが存在していた」というのが正しいのですが。
プロットでは「マスターを殺してしまい暴走する捨てられた子犬系サーヴァント」だったそうです。
 
また、FGOではデミ・サーヴァントと似て非なる存在として「疑似サーヴァント」と言うものが存在します。こちらは1部7章の絶対魔獣戦線バビロニア、または諸葛孔明の幕間「英霊憑依」で説明がされています。
「オバケに乗り移られた人間」「高次元の生命である神霊や、カルデアの召喚式では霊基が作りづらい英霊が人間の身体を霊基(器)にして顕現する」そうで、ロードエルメロイ二世曰く「(デミ・サーヴァントと)結果は同じようなものだが、原理はまるで違う」のだとか。
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【アトラス院との交渉】
カルデアにはよく登場する「疑似地球環境モデル・カルデアス」の他に、異なる時代の文明の光を映す「近未来観測レンズ シバ」や「事象記録電脳魔 ラプラス」など、如何にも凄そうな装置が沢山あります。
これらはカルデアで発明された物ですが、実は他所の組織から技術提供を受けて発明されたものもあります。この「他所の組織」というのが「アトラス院」という場所なんですね。
 
まず、型月作品にあまり詳しくない人は「アトラス院ってそもそも何?」と思われるかもしれませんので、軽く説明したいと思います。
 
『アトラス院』
魔術協会の三つある部門の一角にして、錬金術師達の学舎。
魔術世界における兵器倉庫。別名は「巨人の穴倉」
人類の滅亡を先延ばしにすべく————「世界を滅ぼす兵器」を生み出した魔術礼装の保管庫。
 
この組織は「人類はいずれ滅亡する」「だから滅亡を先延ばしにしよう。」という考えのもと、錬金術達が集まり独自の発展を遂げた学舎です。
様々な研究が行われていますが「中で作られたものは絶対に外に持ち出さない事」を絶対順守とし、最低限、時計塔の君主(ロード)と連絡取るぐらいで基本的には外と関りを持ちません。
「観測した世界の終末を回避すべく兵器を作り上げたが、その兵器が世界を滅ぼしうるので逆に危うい」というやばめな案件もあったり、fate世界の魔術師よろしく迂闊に近づけない場所なんですね。
 
さて、そんな閉鎖的で穴倉の中で一生を終える魔術師もいるようなアトラス院ですが、一つの例外を持って外界と関わる場合があります。
それが「アトラスの契約書
アトラス院創立時に7枚発行されたという契約書を相手が持っていた場合は協力せざるをえません。
 
アトラス院が「中にあるものは絶対持ち出さない!」を絶対順守しているにもかかわらず、カルデア————つまりはマリスビリーが技術提供を受けられたのは、この契約書を持っていたからなのです。
 
うーん、それにしてもマリスビリーが聖杯戦争で使用したソロモン王の指輪は勿論、アトラスの契約書なんてレアな代物は一体どうやって手に入れたんでしょうか…。fate/zeroで時計塔の君主たるケイネスが征服王とディルムッド・オディナの触媒を用意していましたが、君主レベルであれば値がつけられないであろう貴重な代物も複数用意できるんでしょうか?
 
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さて、最後に「真祖のスカウト」が残っているのですが、だいぶ記事が長引いたので新しくもう一つ記事を書こうと思います。
前編・後編と分けておきながら2記事に収まりきらなくて申し訳ありません…!
 
 
 
出典

 前の記事↓

furangu.hatenablog.com

 

【FGO】【考察】前編・マリスビリー・アニムスフィアってどんな人?【まとめてみた】

 FGOでは、登場人物の回想と言う形で度々登場した「マリスビリー・アニムスフィア」

登場回数こそ少ないですが、間違いなく本編の重要な部分に関係しているものと思われますので、今回は整理も兼ねて「マリスビリーは何をした人なのか」「どんな人なのか」を考察したいと思います。

 

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注意!

この記事は「Fate/Grand Order」のシナリオ内容、個人の考察が記載されています。

まだ2部3章までクリアしていない方はネタバレにご注意ください!

また、考察を行うにあたりなるべく正しい情報を扱うよう心掛けるつもりですが、

勘違いなどにより誤った考えを記載してしまう場合があるかもしれません。

その点ご留意ください。

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【マリスビリー・アニムスフィアって?】

名門アニムスフィア家の前当主であり、人理継続保障機関フィニス・カルデアの初代所長。二代目所長であるオルガマリーのお父さん。

「この惑星の人類史の保障」を成す為「100年先まで人理を観測して異変があればレイシフトで直接その原因を取り除く」という、とんでも組織カルデアを創り上げた謎多き魔術師…それがマリスビリー・アニムスフィアなのです!

 

作中では本編開始前の2012年に死亡していますが、ロマニやダヴィンチちゃんの回想という形でちょくちょく登場していました。

 

【マリスビリーのやった事】

話しが進むにつれ、マリスビリーの事がぽつぽつと明らかにされたのは良いんですが、間が空いているせいで全体を把握しにくいので彼の行動を箇条書きにしてみました。

ざっとこんな感じ↓

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・冬木にて聖杯戦争に参加

・人理継続保障機関フィニス・カルデアの成立

・人とサーヴァントの融合実験。それに伴う「英霊を呼ぶのに相応しい魔術回路と無垢な魂を持った子供」の人工的な作成

海上油田基地セラフィックスにて「海底である事が必要条件」「魔術回路・レイシフト適性を持つ人間を使用」した人体実験を行う

・真祖(厳密には違う)を職員としてスカウトする

・アトラス院、国連との交渉

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カルデア成立はいいとして、ところどころシャレにならない案件が混じってますね…?子どもを実験の為に製作するって擁護出来ない悪の所業では???しかもこれの何が怖いかって、カルデアは国連に承認された組織ですからね。

レイシフトは勿論、実験なんかも全て報告の義務があるでしょうし……あっ何か世界の闇が見えてきたぞぅ!カルデアの人体実験を知っていて黙認していた的な…!

ま、まぁ、ここら辺は真面目に考えると「これじゃ俺……人理を守りたくなくなっちまうよ……」となってしまうので一旦置いておきましょう…

(もしかすると2部前にぐだの功績を改ざんして報告していたように、ワンチャン国連に報告していた内容も改ざんされていた可能性がありますし。子どもが犠牲になっている事を黙認している国連なんて居なかったんだ…!多分…!)

未成年の子どもが人理修復で矢面に立たされた・かつ尋問された件については何も言えねぇ。

 

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話しは戻りますが、まずは各箇条書きの内容に関して軽く説明して行きたいと思います。

【冬木の聖杯戦争

2004年に冬木市(架空の都市。神戸がモデル)で行われた「万能の願望機たる聖杯を巡る戦争」が聖杯戦争です。7人の魔術師がそれぞれサーヴァントを呼び、殺し合いをする事で最後の1組みが聖杯を獲得する…という魔術儀式ですね。

ちなみに普通に人が住んでる都市で戦いますが、うっかり一般人が紛れ込んでしまった場合は問答無用で殺されます。えぇ…?勝手に暴れといて見つかったら殺すの…?

 

そんな全方位に生死の危険がある儀式ですが、マリスビリーは「魔術王ソロモン」を召喚する事で戦争に勝利。無事聖杯を手に入れて「巨万の富を手に入れる」という願いを叶えました。

カルデアスの起動の為には国家予算並みの資産とリソースが必要ですが、聖杯の力で資金を調達した訳ですね。

 

それにしても「ソロモン王をサーヴァントに呼ぶ」って、自分よりも力量が高い魔術師を召喚する訳だから裏をかかれるかも…とか思わなかったのだろうか?(案の定ソロモン王には令呪が効かないから、さっくり殺されそうになっても抵抗できない。)

 

カルデアの設立・国連との交渉】

カルデアは国連に承認されている施設と言う事で、設立と国連との交渉はセットで問題ないでしょう。

うーん、カルデアは大雑把に言うと「レイシフト=時間跳躍」できる組織な訳で国連に話が通ってるのは納得なのですが(個人で時跳躍とか怖すぎる)、国に魔術を扱う組織を公式に認めさせるって凄くないですか?

政府にも魔術の存在に気づいてる(或いは魔術師)がいるかもしれませんが、大部分は「魔術?魔法?なにそれおとぎ話?」ぐらいの認識でしょうに…正式に認可させるとなれば色んな所に話を通す必要があって大変だと思います。

でもそれをクリアして、国連と言う後ろ盾を持ってカルデアを設立した。マリスビリーが政治的にも優れていたと言う事がわかります。

(まぁ、そもそもがアニムスフィア家は天体科を牛耳る貴族、十二のロードの内一つですので政治が出来なければ時計塔では生き残れないという話なんですが)

 

 

さて、残りはアトラス院、真祖、人体実験などですが、長くなるので記事は前編と後編に分けたいと思います。

 書き上がり次第リンクをはりますので、良ければ読んでみて下さいね。

【後編へ】

⇒まだ

 【関連記事】

 

furangu.hatenablog.com

furangu.hatenablog.com

 

【FGO】【考察】続・カルデアの者に関して考察してみた

続・「カルデアの者って一体誰なの?」

 

前回の記事では、異聞帯でちょくちょく登場する「カルデアの者」に関して候補を5人決めて考察をしておりましたが、今回の記事はその続きとなります。

オルガマリー、レフは考察してみたので、次はロマニから考えてみましょう。

 

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注意!

この記事は「Fate/Grand Order」のシナリオ内容、個人の考察が記載されています。

まだ2部3章までクリアしていない方はネタバレにご注意ください!

また、考察を行うにあたりなるべく正しい情報を扱うよう心掛けるつもりですが、

勘違いなどにより誤った考えを記載してしまう場合があるかもしれません。

その点ご留意ください。

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【ロマニ・アーキマン】

さて、ロマニ・アーキマンが異聞帯で登場する「カルデアの者」である可能性はあるのか?という話ですが……

個人的には無いと思います。

 

まず、彼は終局特異点・冠位時間神殿ソロモンにて、本来の姿である「ソロモン王」へと戻り第三宝具「訣別の時来たれり、其は世界を手放すもの(アルス・ノヴァ)」を使用しています。

その効果「ソロモン王がそれまでに得た偉業、魔術を手放す」により、自らの偉業であり魔術式でもあるゲーティアを自壊させ、主人公達が勝利できるように尽力してくれました。

自らの存在した証を全て手放す…過去が消滅した事で座からも完全に居なくなってしまったソロモン王は勿論、今を生きるロマニ・アーキマンとしても、もう会えない存在となってしまったのです。

ですので「実は生きていてこっそりカルデアを手伝ってるよ!」という展開は話の流れとしては不自然に感じますし、そもそも生きてるなら何で1.5部で帰って来てくれなかったの?という疑問が浮かんでしまいますね。

 

作中で彼が魔術を使ったシーンはわかりませんでしたが「ロマニはレフと魔導を研究した学友であった」という描写があった為、魔術が使える物と考えて考察の候補へと入れておりましたが、もう候補から外してしまっても良いでしょう。

仮にロマニ・アーキマンが異聞帯に存在しているとしたら、それは私達の知る凡人類史のロマンではなく異聞帯か並行世界のロマニとなるのでは無いでしょうか?

fateお馴染みの「同じ存在でも私達の知るあの人ではない」という奴ですね。

 

 【レオナルド・ダ・ヴィンチ

さて、ロマニと来たら次はダヴィンチちゃんでしょう。

レオナルド・ダ・ヴィンチは「カルデアの者」足り得るのか?

まぁ、これはダヴィンチちゃんも無いと思います。

 

まず私達と長い付き合いであった通称大人ダヴィンチちゃん。

彼女は「序 2017年12月31日」でラスプーチンの疑似サーヴァントであった言峰綺麗に致命傷を負わされ、座に帰還してしまいました。その為、異聞帯に存在する事はできません。

また、二部からの付き合いである子ども姿の彼女、通称子ヴィンチちゃん。

彼女は大人ダヴィンチちゃんが作りだした予備であり、少女型の人工サーヴァントで、何よりシャドウ・ボーダーの制御を担当しています。

その仕様から基本的にシャドウ・ボーダーより離れることはなく、異聞帯で別行動をする事は無いでしょう。

 

異聞帯の住人から語られる「カルデアの者」は随分多芸なようなので(剣のような武器で戦う、治療ができる、結界が張れるなど)スペックだけ見れば万能の天才であるダヴィンチちゃんと重なる所はあると思いますが、ストーリーの流れとして「大人ダヴィンチちゃんが生き延びている」のも「カルデアと別行動している」のにも無理があると思われます。

仮に子ヴィンチちゃんと別の予備ンチちゃんが居たとしても、それを子ヴィンチちゃんが知らないとも思えませんし…。

ロマニと同じく、ダヴィンチちゃんは候補から外しても問題ないでしょう。

 

【マリスビリー・アニムスフィア】

考察もいよいよ最後の候補となりました。

カルデアの初代所長にして謎の多い魔術師、マリスビリー・アニムスフィア。彼は「カルデアの者」になり得るのか?

 

……………そもそもマリスビリーって何者なんだろう…?

いや、真面目に!そもそも彼はFGO本編が始まる前に死んでしまっていて、カルデアの初代所長でオルガマリーのお父さん!ぐらいしか分かってないので色々不確定なんですよね。既に故人であるという話を信じるなら異聞帯には来れないので「カルデアの者」ではないと言う事になりますが…

でも、「深海電脳楽土 SE.RA.PH」で描写された海洋油田基地セラフィックスの様子や、作られた人であるマシュ・キリエライトの事を考えるとめちゃめちゃ怪しい人にみえます。デミ・サーヴァント実験の為にデザイナーベイビーを作るって悪役の所業では…?

うーん、「(本当に故人であると信じるなら)カルデアの者ではないけど、他に何かやってそうな怪しい人」という感じでしょうか。

彼に関しては、一度別の考察記事を書いてみたいですね。

 

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 【結論】

候補であった5人の考察が終わったので、一旦結論をまとめたいと思います。総評を箇条書きすると以下の通りに

 

・オルガマリー

カルデアスで分解されている為、カルデアの者ではない

・レフ

⇒時間神殿で敗れたが他魔人柱と同じく逃げ延びている可能性…?

虚数魔術を扱える、(結果的にとはいえ)度々カルデアの利となる行動をとる、元とはいえカルデア所属だったので「カルデアの者」と名乗っても問題はないなど、候補の中では一番可能性があるように感じる

・ロマニ

⇒宝具により存在が消滅してしまった為、異聞帯で活動しているとは考えにくい。カルデアの者ではない

ダヴィンチちゃん

⇒大人、子ども共に異聞帯で別行動できるとは考えにくい。カルデアの者ではない

・マリビリー

⇒本編開始時点で故人。よってカルデアの者ではない

 

と言う訳で、私の考察の中ではレフ教授が一番可能性があるのではないかなぁ、という結論にいたりました。

仮にレフ教授がカルデアの者では無かったとしても、虚数魔術が扱える関係から本編でも名前が上がるぐらいはあるのではないでしょうか?何気に活躍してるんですよねぇ、彼…。まぁ魔人柱としては節穴で活躍してるのは人間としてのフラウロスなんですけど

 

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いかがでしたでしょうか?

カルデアの者とは誰なのか?」に関してはここで一旦閉めたいと思います。

 

この記事の関連記事のリンクを貼っておきますのでよかったら読んでくださいね。

【関連記事】

 

furangu.hatenablog.com

furangu.hatenablog.com

 

 

【FGO】【考察】謎の「カルデアの者」に関して考察してみた

疑問2

「謎のカルデアの者とは一体誰なの?」

 

恒例となっているfgoの考察記事に関して、今回は2部で各異聞帯を攻略するにあたり現地住民より証言される「カルデアの者」について考察してみたいと思います!

 

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注意!

この記事は「Fate/Grand Order」のシナリオ内容、個人の考察が記載されています。

まだ2部3章までクリアしていない方はネタバレにご注意ください!

また、考察を行うにあたりなるべく正しい情報を扱うよう心掛けるつもりですが、

勘違いなどにより誤った考えを記載してしまう場合があるかもしれません。

その点ご留意ください。

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fgo2部に入ってからは人理漂白により、生き残っている人間が非常に少ない状態となっています。

主人公の藤丸立香を含めたカルデアの十数人と、空想樹から何とか逃げ延びた滅びを待つだけの人々。異聞帯で行動している凡人類史の人間がいるとするならば、上記のどちらかになるのですが…

問題のカルデアの者は「弱肉強食の世界である永久凍土アナスタシア」や「人間は管理され巨人に殺されるだけの生き物であったゲッテルデメルング」で普通に生き残っている事からかなり戦闘能力がある人間、という事がわかります。

というかアナスタシアの方は洒落にならない極寒の地なので、そこで単独行動可能という事は間違いなく魔術を納めている人物でしょう。これだけである程度は絞れるような気がしますね…!

取り敢えず現段階でわかる魔術が使えるカルデアの人物を、死亡した人物も含めて箇条書きしてみます。

 

・レフ・ライノール 

・ロマニ・アーキマン

・オルガマリー・アニムスフィア

・レオナルド・ダヴィンチ

・Aチーム(クリプター )のメンバー

・初代所長 マリスビリー・アニムスフィア

 

これくらいかな…?

(あっ一般カルデアスタッフはムニエル以外の詳しいパーソナリティがわからないので同じく除外しています。)

考察は上記の5人から考えていきたいと思います。といってもこれ、6人中5人が死亡してるんですよね

初代所長は自殺、オルガマリーはカルデアスに放り込まれた挙句カルデアごと凍結、ダヴィンチちゃんは胸を貫かれ死亡し、ロマニは存在が消滅してレフとも決着をつけた。

しかも、残りの候補であるクリプターはそれぞれが自分の領土で「空想樹を育てる」という作業を行なっている為、他人の異聞帯に行くのは違和感がある……

早速全滅じゃねぇか!

 しかし、このまま「すみません、わかりません!」では記事を書く意味がないので、各々が自分の異聞帯から動くとは考えにくいクリプターを除いた5人でカルデアの者説を考えてみたいと思います。

 

まずはオルガマリー所長!

……………いや、カルデアスに放り込まれたじゃん?

そもそも1部の時点で肉体は爆発四散、残った魂と精神も超高密度の情報体であるカルデアスに触れた時点で消滅(レフ曰く分子レベルで分解される)

ワンチャンカルデアスの中で生きてないかな…という希望的観測で除外から外しましたが、そもそもが異聞帯で聞いた「カルデアの者」の口調と特徴には合っていません。オルガマリーが実はカルデアの者だったんだよ!というのはだいぶ厳しいと思います。

もしも彼女が魂だけでも生きていると仮定するならば、別の場所、存在として登場するのではないでしょうか?

個人的に彼女は幸せになって欲しいと思っているので、何処かで復活してくれないかな……

 

気を取り直して次!レフ・ライノール !

彼は1部のラスボス的存在「群体の魔術式であるゲーティア」であり、数ある魔神柱のうち1柱でもありました。カルデアは1部から1.5部にかけて全ての魔神柱を倒しており、今更生き延びているとは考えづらいですが…

しかしながら、彼は敵でありながら「カルデアスを観測するために必要な「近未来観測レンズシバ」の作成。またセーフティによる魔神柱ラウムの監視・抑制」などカルデアに利をもたらしています。

また我々カルデア虚数観測機「ペーパームーン」を使用し、虚数空間への潜航で異聞体への侵入を果たしていましたが、レフ教授はなんと虚数魔術が使えるんですね。(これは2015年の時計塔で描写されています。)

 

うーん、オルガマリーよりは可能性がありそう…

とはいえ確定的ではありません。これだ!というほどピーンとは来ないので、候補としてはあり得そうという結論になりました。

 

ちなみにレフ教授なんですが、実はfgo以外の媒体でちょくちょく登場しているんです。特に彼の場合は、奈須きのこ先生書き下ろしの小説で重要な人物として登場していたりと世界観に関わっていますので、下記に説明を記載しておきます。

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「2015年の時計塔」

レフ、ライノール 、フラウロスが重要人物として登場する小説。魔法使いの夜作品の要素もありますが、知らなくても楽しんで読めます。

 「竹箒日記」

fateシリーズの設定がちょこちょこ落とされている公式日記。それ日記じゃなくてゲームの中で落として???と言いたくなるような話も載ってるので、裏話を読みたいタイプの貴方は是非。

特に終局特異点をクリアした人には2016/12/26日の日記を読んで欲しい…!今はもう会えないあの人に関する内容が載ってますよ

・レフに関する記載はこっち

www.typemoon.org

・終局特異点をクリアした貴方はこっち

www.typemoon.org

 

 

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さて、残りの候補者は3人ですが、些か記事が長くなってしまいました。

というわけで残りの考察は新しく記事を書くことにしようと思います。

描き上がり次第関連記事としてリンクを貼りたいと思いますので、宜しければそちらもご確認ください、

追記:新しい記事が書けたので、リンクを貼っておきます!

 

 次の記事↓ 

furangu.hatenablog.com

 

前の記事↓ 

furangu.hatenablog.com

 

【FGO】【考察】 異星の神について考えてみた

2017年、12月31日。

空から空想の根が落ち、地球は漂白され、2017年より先の文明は全て消え去った。

私達の日常は、唐突に終わりを告げた。

 

凡人類史は敗北し————

異なる繁栄を遂げた歴史「異聞帯(ロストベルト)」が現れる。

 

戦え、これは生存を掛ける競争なのだから。

他を排す事が悪なのだと知りながら、それでも浅ましく「生きたい」と主張しろ。

守るべき歴史が無くとも、人を守護すべき英霊が居らずとも、

運命に抗い続ける限り、君達の旅路は終わらない。

 

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大人気スマホゲーム【Fate/Grand Order】も3年目を迎え、ストーリは新たな局面へと突入しました。

その名も2部「Cosmos_in_the_Lostbelt」!

 

「私達が知る本来の歴史を「凡人類史」とすると、その歴史とはあるターニングポイントから全く違う道筋を歩んだ世界を「異聞帯」と呼びます。

そんな異聞帯が凡人類史と入れ替わるように出現し、私達の知る歴史は滅亡してしまった!

————一体どんな目的で?何故凡人類史は漂白され、滅亡しなければならなかったのか?数少ない人類の生き残りと共に異聞帯を攻略し、謎を追い求めよう!」

 

…というのが大まかなFGO2部のお話し。

しかしながら長く続いている事と設定が綿密に練り込まれている事もあり、

fate初心者の私では「これどういう事なんだろう?」と思う場面がちらほらとありました。

と、言う訳で、せっかくなのでそのように疑問に思った点と考察、ついでに考察を行うにあたって参考にしたサイトのURLなどを記事に記載して行きたいと思います。

「誰かの考察を読みたい」と思っているfateファンの方がいらっしゃれば、是非覗いてみて下さいね。

 

 

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注意!

この記事は「Fate/Grand Order」のシナリオ内容、個人の考察が記載されています。

まだ2部3章までクリアしていない方はネタバレにご注意ください!

また、考察を行うにあたりなるべく正しい情報を扱うよう心掛けるつもりですが、

勘違いなどにより誤った考えを記載してしまう場合があるかもしれません。

その点ご留意ください。

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疑問1

「異星の神って何?」

 

異星の神と言うぐらいなので「外宇宙のどこかからやって来た侵略者/宇宙人なのかな」?と思っていたのですが、そうなると侵略しに来たのに侵略自体は地球人にやらせている事になる訳で、手間だな…という印象を受けます。

空想樹という人類を皆殺しにできる手段を持ちながら、あえて異聞帯による陣取りゲームで侵略を行っている。

単純に「資源が欲しいから侵略しに来たよ!」という感じではありませんね。

うーん、わざわざ異聞帯を出現させている点から異星の神は「異聞帯という歴史」が欲しいのだと思います。

特に凡人類史にはなく異聞帯にはあるもの…

すなわち、人ならざる神秘————「神々の時代」

 

ここから「異星の神は何者か」という考察になるのですが、

 

多分、地球とは全く関係ない星の生物ではないと思います。

そうなると異聞帯を使って侵略しに来ている意味がよく分からなくなる。

「宇宙人は地球の歴史にこだわらないんじゃないだろうか?」という考えですね。

どちらかと言えば、凡人類史では既に居なくなってしまった神様が帰って来るために人理を漂白したと考える方がしっくりくる気がします。

実際にロストベルト2では北欧神話の神であるスカディがまだ存在していますし…

「神々が現代に残っている異聞帯」は実例がある訳ですね。

 

「序/2017年12月31日」でキリシュタリアは「神は遠いソラから降臨した」と言っていましたが、遠いソラというのは剪定された異聞帯の事を指しているのではないでしょうか?

 

うーん、凡人類史ではセファール襲来、ギルガメッシュ王の反抗と幾つかの段階を経て、最終的にアーサー王の時代で神代が終了する訳ですが、

「異星の神としてはその結末では納得いかない・変えたいと思っている。何故ならばこの地球に確かにいた神様だから」という予想なのですが…

あまり確証がないのでこれだ!と自身を持っては言えないですね。

やはりストーリを進めて新たな情報を確認しなければ…。

まぁ、幸いなことに次の4章は異星の神側であるアルターエゴ・リンボ登場するようなので新しい情報が手に入りそうです!

 

 

以上で疑問1「異星の神って何?」の考察記事を終了します。

いかがでしたでしょうか?

こちらに関しては、新たな情報が判明した時点で更新して行きたいと思います!

また、その他の疑問も新しい記事として書きたいなと思っているので、

出来上がり次第リンクを張ろうと思っています。

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参考

・序/2017年12月31日 第8節

Fate/Grand Order【第2部】_Cosmos in the Lostbelt_PV

関連記事

 

furangu.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

新作アプリ『オーバーロード』をプレイしてみた!【良い点】【悪い点】

 

累計500万部を誇る大人気書籍『オーバーロード』原作のスマホアプリ、ダークファンタジーRPGMASS FOR THE DEAD(マス・フォー・ザ・デッド2/21より正式リリースされました!

オーバーロードの書籍版もアニメ版もバッチリ視聴していたオバロファンの私としては、かなり気になる所…!
やらないという選択肢はない!と言う事で早速インストールして軽くプレイして見たので、同じく「このアプリをやってみようかな」と思っている方はぜひこの記事を参考にして頂ければと思います。
 
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この先スマホアプリ『MASS FOR THE DEAD(マス・フォー・ザ・デッド)』のネタバレがございます!
ストーリーの核心に迫るような重大な情報はなるべく伏せますが、絶対にネタバレして欲しくない方はご注意ください!
また、あえて「初心者としてさらっとプレイした所感」を書いておりますので、現時点でプレイ可能なクエスト全てをプレイしたわけではありません。
ストーリーは4話と、ある程度までプレイした状況で記事を書いております。
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・ストーリー
まず、原作オーバーロードを大雑把に説明すると
ネトゲのサービス終了日にinしていたら、キャラごと異世界転移してしまったぞ!
ギルドも100レベルNPCも今まで集めてきた最強装備もそのままだ!モモンガ様(原作主人公)最強!」というノリなのですが、このアプリゲームではギルドとNPCが初っ端から壊滅しています。
ギルド「ナザリック」は各階層が襲撃にでもあったかのように荒れ果て、頼れるNPCはほぼ全滅!と、原作の最強要素がスタート時点でなくなっています。
モモンガ様ピンチ…!
 
「この不可解な状況を打破するため、まずは情報収集を行おう。どうやら外に「ナザリックと同じく何かに襲われた村」があるっぽいので話を聞きに行こう!人間相手に上手く対処しろ!外交官NPCの君が頼りだ!頑張れ!」という所から始まるのが本アプリのストーリーです。
 そう、あなたの分身たる主人公はナザリックNPCなのです。モモンガ様の為に頑張るNPCになれる…!新しい切り口ですね。
 
で、早速何話かメインストーリーを進めてみたんですけど……ストーリーはめちゃめちゃ面白い!!ここは自信を持ってお勧めできる点ですね!原作キャラと異なる展開で会った時は、「えっこの時点でもう会えるんだ!原作より仲良くできるかな?」「えぇっ!お前…!確かに設定だと凄い人だったけど…!」と、ワクワク!良キャラでも人間種だと割とサクッと死んでしまうのがオバロですが、アプリ版主人公が外交官という事もあって、人間と仲良くする方向で進むので今までにない新しい展開を生んでいます。原作ファンなら是非読んで欲しい…!と思いました。
あと単純にNPCの立場からモモンガ様の為に仕事をするのは楽しいです。
 
しかしながら……シナリオの内容自体はお勧めできる出来なのですが、
このアプリは1話分のシナリオを8〜10クエスト程に分割しているせいで8回程戦闘ないと話が1話分進まない状態になっています。それがどういう事なのかというと、「情報収集だ!村に行こう!」というおつかいのような内容でも、エネミーが多くて話が中々進まない…!という自体になってるんですね。
 しかも、後述するんですが戦闘は簡単なので若干作業ゲー感があります。
 
 
・戦闘システム
まず通常攻撃、溜まる、守るが共通コマンドとしてあり、いずれかを選択するとNPが溜まるシステムになっています。溜まったNPを選択する事で、それぞれの奥義(必殺技)やスキルを使用する事が可能…なのですが……
大体の敵は通常攻撃で殴っていれば苦戦する事なく倒せてしまうので、スキルの出番はあまりありませんでした。特に使用する事でキャラごとの演出が発生する必殺技は、必要NPが中々溜まらないので先に戦闘が終了してしまう状態です。
現段階では4話、30クエスト分程進めていますが殆ど苦戦しませんでしたので、自動編成でも好きなキャラを自由に編成するでもよし、とにかく攻撃を選択すれば倒せる!と言った感じ…
 敵が相応に強くなれば、相性を考えよう!とかゲージを溜めて必殺技だ!と言った戦法も生まれると思いますが…
 
まぁ戦闘が多い為、1回ごとにサクサク終わる方がシナリオを読む上では楽だと思います。
 それに、私が現段階で進められたのは序盤も序盤ですのでこれから敵が強くなってくれれば戦闘自体も楽しめるかと…!
今後に期待…!
 
 
・ガチャ周りのシステム
ガチャは「一つのガチャからキャラクターと混沌の遺物が同時に排出される」ようになっています。この遺物というのはキャラクターに装備させるとステータスが上がる、いわゆる装備品ですね。つまり「キャラクターが欲しくて回したのに装備が出てきやがる……!」という事もありえます。
実際に私が回した時は8/10が混沌の遺物で、残り2は星3キャラクターでした。おのれガチャ…!星5確定演出は出たのに装備が星5かよ…
 
石は500個で10連を回せます。1クエストクリアで10個、デイリーミッションで1個獲得可能です。50クエストクリアすると10連を回せる事になりますね。ログボは現状は実装されておりません。
また、1クエスト自体はあっさりクリアできますが、50回クリアするのは少し大変かもしれませんね。
(運営から記念や事前登録数の特典として石が沢山配布されているので、今ならプレゼントを受け取るだけで10連を回す事ができますよ!)
 
 
まとめ
・ストーリーはとても面白いが、間に挟まる戦闘がやや多いように感じる。
多少の手間も我慢できる!オバロの新しいシナリオを読ませてくれ!
という方なら是非やってみて欲しい
・戦闘はかなりサクサク終わるが、反面純粋に戦闘システムを楽しみたい方には物足りなく感じるかも
・ガチャからはキャラクターと装備が同時に排出される。
運営から石が配られてるので今なら10連を回せるぞ!
総評としてはストーリーが良いという芯があり、いくつかの点を改善できればぐっと面白くなる宝石の原石のような感触を受けた。
現状では「レベルアップで行動値が繰り越しされない」「ログボがない」など多少は遊びにくい要素がある為、これからどうなるのかを期待しながら継続したい
 
 
いかがでしたでしょうか?
新作オーバーロードのアプリ、個人的にはシナリオを追う為に継続して続けたいと思う作品でした。イベントなど新しい要素も追加されていってますので、これからを楽しみにしてます!
 
下記に公式サイトのURLを記載させていただきますので、
気になった方は是非アプリをダウンロードしてみてくださいね!
 
オーバーロード MASS FOR THE DEAD(マス・フォー・ザ・デッド)公式サイト