【FGO】【考察】前編・マリスビリー・アニムスフィアってどんな人?【まとめてみた】
FGOでは、登場人物の回想と言う形で度々登場した「マリスビリー・アニムスフィア」
登場回数こそ少ないですが、間違いなく本編の重要な部分に関係しているものと思われますので、今回は整理も兼ねて「マリスビリーは何をした人なのか」「どんな人なのか」を考察したいと思います。
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注意!
この記事は「Fate/Grand Order」のシナリオ内容、個人の考察が記載されています。
まだ2部3章までクリアしていない方はネタバレにご注意ください!
また、考察を行うにあたりなるべく正しい情報を扱うよう心掛けるつもりですが、
勘違いなどにより誤った考えを記載してしまう場合があるかもしれません。
その点ご留意ください。
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【マリスビリー・アニムスフィアって?】
名門アニムスフィア家の前当主であり、人理継続保障機関フィニス・カルデアの初代所長。二代目所長であるオルガマリーのお父さん。
「この惑星の人類史の保障」を成す為「100年先まで人理を観測して異変があればレイシフトで直接その原因を取り除く」という、とんでも組織カルデアを創り上げた謎多き魔術師…それがマリスビリー・アニムスフィアなのです!
作中では本編開始前の2012年に死亡していますが、ロマニやダヴィンチちゃんの回想という形でちょくちょく登場していました。
【マリスビリーのやった事】
話しが進むにつれ、マリスビリーの事がぽつぽつと明らかにされたのは良いんですが、間が空いているせいで全体を把握しにくいので彼の行動を箇条書きにしてみました。
ざっとこんな感じ↓
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・冬木にて聖杯戦争に参加
・人理継続保障機関フィニス・カルデアの成立
・人とサーヴァントの融合実験。それに伴う「英霊を呼ぶのに相応しい魔術回路と無垢な魂を持った子供」の人工的な作成
・海上油田基地セラフィックスにて「海底である事が必要条件」「魔術回路・レイシフト適性を持つ人間を使用」した人体実験を行う
・真祖(厳密には違う)を職員としてスカウトする
・アトラス院、国連との交渉
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カルデア成立はいいとして、ところどころシャレにならない案件が混じってますね…?子どもを実験の為に製作するって擁護出来ない悪の所業では???しかもこれの何が怖いかって、カルデアは国連に承認された組織ですからね。
レイシフトは勿論、実験なんかも全て報告の義務があるでしょうし……あっ何か世界の闇が見えてきたぞぅ!カルデアの人体実験を知っていて黙認していた的な…!
ま、まぁ、ここら辺は真面目に考えると「これじゃ俺……人理を守りたくなくなっちまうよ……」となってしまうので一旦置いておきましょう…
(もしかすると2部前にぐだの功績を改ざんして報告していたように、ワンチャン国連に報告していた内容も改ざんされていた可能性がありますし。子どもが犠牲になっている事を黙認している国連なんて居なかったんだ…!多分…!)
未成年の子どもが人理修復で矢面に立たされた・かつ尋問された件については何も言えねぇ。
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話しは戻りますが、まずは各箇条書きの内容に関して軽く説明して行きたいと思います。
【冬木の聖杯戦争】
2004年に冬木市(架空の都市。神戸がモデル)で行われた「万能の願望機たる聖杯を巡る戦争」が聖杯戦争です。7人の魔術師がそれぞれサーヴァントを呼び、殺し合いをする事で最後の1組みが聖杯を獲得する…という魔術儀式ですね。
ちなみに普通に人が住んでる都市で戦いますが、うっかり一般人が紛れ込んでしまった場合は問答無用で殺されます。えぇ…?勝手に暴れといて見つかったら殺すの…?
そんな全方位に生死の危険がある儀式ですが、マリスビリーは「魔術王ソロモン」を召喚する事で戦争に勝利。無事聖杯を手に入れて「巨万の富を手に入れる」という願いを叶えました。
カルデアスの起動の為には国家予算並みの資産とリソースが必要ですが、聖杯の力で資金を調達した訳ですね。
それにしても「ソロモン王をサーヴァントに呼ぶ」って、自分よりも力量が高い魔術師を召喚する訳だから裏をかかれるかも…とか思わなかったのだろうか?(案の定ソロモン王には令呪が効かないから、さっくり殺されそうになっても抵抗できない。)
【カルデアの設立・国連との交渉】
カルデアは国連に承認されている施設と言う事で、設立と国連との交渉はセットで問題ないでしょう。
うーん、カルデアは大雑把に言うと「レイシフト=時間跳躍」できる組織な訳で国連に話が通ってるのは納得なのですが(個人で時跳躍とか怖すぎる)、国に魔術を扱う組織を公式に認めさせるって凄くないですか?
政府にも魔術の存在に気づいてる(或いは魔術師)がいるかもしれませんが、大部分は「魔術?魔法?なにそれおとぎ話?」ぐらいの認識でしょうに…正式に認可させるとなれば色んな所に話を通す必要があって大変だと思います。
でもそれをクリアして、国連と言う後ろ盾を持ってカルデアを設立した。マリスビリーが政治的にも優れていたと言う事がわかります。
(まぁ、そもそもがアニムスフィア家は天体科を牛耳る貴族、十二のロードの内一つですので政治が出来なければ時計塔では生き残れないという話なんですが)
さて、残りはアトラス院、真祖、人体実験などですが、長くなるので記事は前編と後編に分けたいと思います。
書き上がり次第リンクをはりますので、良ければ読んでみて下さいね。
【後編へ】
⇒まだ
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